2022.02.05 18:20
張芸謀氏「雪の結晶」狙いを説明 「低炭素や中国の伝統を表現」
北京冬季五輪開会式で総監督を務めた張芸謀氏。2日、聖火ランナーを務めた=北京(新華社=共同)
【北京共同】4日の北京冬季五輪開会式で総監督を務めた張芸謀(チャン・イーモウ)氏が5日に記者会見し、「雪の結晶」のオブジェの中心にトーチを置く独創的な「聖火点火」の演出について「低炭素で環境に優しいことを象徴している。小さな光で世界を明るく照らすことができるという中国の伝統的な考え方も表現した」と狙いを説明した。
式典では、これまで一般的だった火をつける方式にはしなかった。張氏は「多くの方にとって驚きだったのではないか」と胸を張り「国・地域名の中心に聖火がある。人類全員が炎を守っているという演出だ」と「連帯」のメッセージを込めたとした。