2022.02.05 06:30
NY原油、終値92ドル台 7年4カ月ぶり高値
【ニューヨーク共同】4日のニューヨーク原油先物相場は6営業日続伸し、指標の米国産標準油種(WTI)の3月渡しが前日比2・04ドル高の1バレル=92・31ドルと、2014年9月下旬以来、約7年4カ月ぶりの高値で取引を終えた。
ウクライナ情勢の緊迫化を背景とした需給逼迫感に加え、米国の寒波が原油生産に影響を及ぼすとの懸念も広がり、買い注文が膨らんだ。
朝方発表された1月の米雇用統計で非農業部門の就業者数の増加幅が市場予想を大きく上回り、景気回復に伴う需要増加が意識されたことも原油相場を押し上げた。