2022.02.05 05:08
入植者暴力に植樹で抗議 パレスチナ、兵士の妨害も
4日、ヨルダン川西岸北部ナブルス郊外ブリン村で、植樹活動を妨害するイスラエル軍兵士ら(共同)
【ナブルス共同】イスラエル軍が占領するヨルダン川西岸各地でユダヤ人入植者によるパレスチナ人への暴力行為が相次いでいることを受け、左派系イスラエル人らが4日、西岸北部ナブルス郊外ブリン村でパレスチナ人と共にオリーブの苗木を植樹し、抗議の意思をアピールした。
主催した人権団体によると、約400人が参加し、入植者に破壊されたオリーブ畑などで約200本を植樹した。途中、イスラエル軍兵士が妨害する場面もあった。
西岸ではイスラエル軍の圧倒的な武力を背景に、入植者による暴力が増加した。