2022.02.03 17:46
フジが特別損失90億円計上 50歳以上の希望退職受け
フジ・メディア・ホールディングスは3日、子会社のフジテレビが1月に希望退職者を募集したことに伴い、2022年3月期決算で特別損失を約90億円計上すると発表した。50歳以上で勤続10年以上の社員を対象に実施したが、応募者数は非公表としている。
フジテレビによると、通常の退職金に加え、特別優遇加算金を支給する。希望者には再就職支援も行う。広報担当者は「50代の社員に対し、今後の選択肢を増やすため」と説明。中途採用も行い、職場の人員構成の若返りを図っているという。
フジテレビの社員数は昨年3月末時点で約1300人。