2022.02.03 17:07
メルカリ、売り上げ増も赤字転落 利用者獲得へ、広告費や投資増で
メルカリのアイコン
フリーマーケットアプリ運営のメルカリが3日発表した2021年12月中間連結決算は、損益が27億円の赤字(前年同期は41億円の黒字)。新規利用者獲得のための広告宣伝費や、新規事業への投資が増加した。
売上高は前年同期比47・7%増の711億円だった。フリマアプリ利用者が前年同期の1802万人から2045万人に増えたことなどが貢献した。
江田清香最高財務責任者(CFO)はオンラインでの記者会見で「(アプリをまだ利用していない)潜在出品者を着実に獲得していく」と述べた。
22年6月期の業績予想は米国事業などの先行き見通しが困難として引き続き公表しなかった。