2022.02.03 12:49
押収金塊、244キロを売却へ 名古屋税関、過去最重量
名古屋税関が一般競争入札にかけた、押収されて国庫に帰属した金塊。一般に販売しやすいように延べ板状に精錬加工された(同税関提供)
名古屋税関は3日、密輸事件で押収し、国庫に帰属した金塊計約244キロを一般競争入札にかけたと発表した。全国の税関が売却する金としては過去最重量で市場価格で約18億円とみられる。開札は24日を予定している。
税関によると入札にかけられたのは、2016年8月~18年12月に関税法違反容疑などで摘発され、税関の調査終了後に還付請求がないなどして、国庫に入った金。
金塊は隠しやすいようにさまざまな形状で持ち込まれており、税関は一般に販売しやすいように延べ板状に精錬加工した。