2022.02.03 09:27
長崎知事選が告示、3人届け出 自民分裂、現職の県政運営が争点
中村法道氏
任期満了に伴う長崎県知事選が3日、告示された。いずれも無所属で、現職中村法道氏(71)と、医師大石賢吾氏(39)=維新推薦、会社社長宮沢由彦氏(54)の新人2氏の計3人が立候補を届け出た。3期12年の中村県政継続の是非が争点。自民県連は大石氏を推薦する一方、県連方針に反発する一部の国会議員や県議は中村氏を支援しており、保守分裂選となる。投開票は20日。
中村氏は「県民の所得向上や人口減対策に力を入れてきた」と実績をアピール。
世代交代を掲げる大石氏は「長崎のために全力を尽くす」と述べた。
宮沢氏も、川棚町で本体工事が始まった石木ダムの計画見直しを訴えた。