2022.02.02 19:00
大阪万博跡地整備に788億円 府市が土壌対策費を試算
大阪湾の人工島・夢洲(手前)=大阪市
大阪湾の人工島・夢洲で開催される2025年大阪・関西万博の跡地整備のため、大阪府と大阪市が土壌汚染や液状化対策費として計788億円かかると試算していたことが2日、分かった。大阪市議会の特別委員会で自民党の北野妙子市議が指摘し、市側が認めた。
夢洲整備を巡っては昨年末、府市が誘致を進めるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の土壌整備費に約790億円かかることが判明している。府市は万博跡地の一部も「国際観光拠点」として新たな観光施設を整備する方針で、面積を基に整備費を推計した。