2022.02.02 16:36
日航、赤字1283億円に縮小 4~12月期、国内旅客回復
オンラインで記者会見する日本航空の菊山英樹専務執行役員=2日午後(同社提供)
日本航空が2日発表した2021年4~12月期連結決算は、純損益が1283億円の赤字だった。昨秋に緊急事態宣言などが解除されて国内線のビジネスや観光の利用客が回復し、赤字額は前年同期の2127億円から縮小した。売上高は39・8%増の4984億円だった。
新型コロナウイルスのオミクロン株の拡大により予約動向は足元で鈍化しているが、22年3月期の連結純損益が1460億円の赤字(前期は2866億円の赤字)になるとの予想は維持した。
ANAホールディングスが1日に発表した21年4~12月期連結決算の純損益は1028億円の赤字(前年同期は3095億円の赤字)だった。