2022.02.02 16:02
NTT、仮想空間に働く場用意 外出困難でも能力発揮
NTTが外出困難な人に任せる仮想空間での案内業務のイメージ
NTTは2日、障害や病気といった事情で外出が難しい人を対象に、仮想空間でイベントなどの案内業務を任せる取り組みを始めると発表した。身体的な制約を受けることなく、能力を発揮できる環境を用意し、雇用機会の創出につなげる。
仮想空間は、ゲーム展示会「東京ゲームショウ」やNTTの記者会見で活用している同社のプラットフォーム「DOOR」を使う。障害者らに自宅などから仮想空間のアバター(分身)を操作してもらい、利用者に催しの内容を説明したり、操作方法を案内することを想定している。
業務は、NTT出資のオリィ研究所の就労支援サービスに登録している障害者らに任せる。