2022.02.02 15:05
ガソリン、170円90銭に上昇 抑制策を発動後も、4週連続
ガソリンスタンドでの給油の様子=1月、東京都内
経済産業省は2日、燃油価格の急騰を抑える対策を発動後、初めてレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格を発表した。1月31日時点で、前週の調査と比べて70銭高い170円90銭だった。値上がりは4週連続で、2008年9月以来約13年ぶりの高値水準が続いている。原油価格の上昇を踏まえて石油元売り会社への補助金額を増額し、2月3日以降の卸売り分から1リットル当たり3円70銭を支給する。
経産省は、補助金がなければ1月31日のガソリン価格が173円40銭に上昇すると予測。170円程度への抑制を目指して1月27日から元売り会社に3円40銭を補助していた。