2022.01.31 19:14
取材に「前例のない障害」 中国の外国人記者団体
【北京共同】北京駐在の特派員らで組織する中国外国人記者クラブ(FCCC)は31日、中国での取材は、当局の妨害などにより「前例のない障害に直面している」とする報告書を発表した。
クラブの調査に応じたジャーナリストの92%が当局からの許可が必要なことを理由にインタビューを断られたことがあると答えた。また88%が新疆ウイグル自治区への訪問で当局などに追跡されたと回答した。
従来は取材機会を提供しないことによるメディア統制が多かったが、最近は法的手段に訴える新しい手法への懸念が生じているという。
2021年には6人のジャーナリストが身の危険を感じて中国を離れた。