2022.01.31 18:52
JR本州3社が連続赤字 4~12月、計1500億円
JR本州3社は31日、2021年4~12月期連結決算を発表し、3社とも純損益が赤字となった。4~12月期として2年連続で、赤字額は合計で1500億円。新型コロナウイルスの影響が長引いて鉄道利用者数が低迷し、収益を圧迫した。
21年10~12月は感染者数が全国的に落ち着き、鉄道利用者が回復の兆しを見せた。しかし今年1月以降、オミクロン株の流行で再び落ち込むことが予想される。3社とも22年3月期は赤字を見込んでおり、現時点で業績予想を据え置いた。
4~12月期の赤字幅は、JR東日本が837億円、JR東海が123億円、JR西日本が540億円。