2022.01.31 18:09
読売大阪と大阪府の協定を批判 JCJ「役割放棄した自殺行為」
大阪府と読売新聞大阪本社が昨年末、府内の地域活性化のための連携協定を結んだことに関し、日本ジャーナリスト会議(JCJ)は31日、「報道機関が行政と協力関係を結ぶことは異常だ。ジャーナリズムの役割を放棄した自殺行為だ」などと批判する声明を発表した。
政治団体・大阪維新の会が府知事と大阪市長のポストを握り、府市共同でカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を進めている現状を踏まえ「読売新聞が反対派の主張を取り上げるか疑問だ。ジャーナリズムの原点に立ち返ってほしい」とも指摘した。