2022.01.20 18:12
児童福祉司、505人増員を計画 22年度、虐待防止で厚労省
厚生労働省は20日、児童虐待防止に関する関係省庁の連絡会議を開き、全国の児童相談所に2022年度、児童福祉司を新たに505人増員する計画を明らかにした。総人数の目標は約5765人に設定した。
政府は18年、東京都目黒区で5歳女児が虐待死した事件を受け、虐待防止に向けた体制強化として22年度までに児童福祉司を約5260人体制にする目標を掲げた。その後の実績などを踏まえ目標を改定してきた。
厚労省によると、21年度の児童福祉司の配置総数は5168人。精神的ケアを担う児童心理司は2071人だった。23年度以降の目標人数については未定。