2022.01.19 11:26
地理表示の保護制度、認知向上へ 協議会設立、販路拡大目指す
地域の農林水産物・食品のブランドを守る地理的表示(GI)保護制度の登録生産者団体は19日、GI制度の認知度向上を図る組織「日本地理的表示協議会」を設立した。制度の情報発信を強化し、インターネット通販サイトなどでGI産品の販路拡大を目指す。
GIは登録されると専用のマークを付けられ、ブランド保護や消費者に品質をアピールしやすくなる。「神戸ビーフ」や「夕張メロン」など110品目が登録済みだ。
同日、東京都内で設立総会を開催、協議会はGI産品を生産する91の団体で構成。料理人との連携によるレストランでのGI産品活用やネット通販、百貨店でのフェア開催に取り組む。