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2022.01.18 08:45

壁にねじは打てますか?高知県内、家具6割「固定せず」手法さまざま 補助金も―高知地震新聞

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県内のホームセンターで売られている家具固定グッズ(コラージュ・松本康裕)

県内のホームセンターで売られている家具固定グッズ(コラージュ・松本康裕)

 「自宅に背の高い食器棚があり、地震を考えたら怖くて…」。今年1月、高知市内のホームセンターにある防災コーナーで、女性客が店員に問い掛けていた。

 「壁にねじは打てますか?」「棚の幅はどれぐらい?」「壁紙に貼り付けるタイプもありますよ」。丁寧に対応するのは、フタガミの防災アドバイザー、楠瀬淳司さんだ。

 「まずは揺れをしのぐこと。死なず、けがをせず、閉じ込められずに生き延びる。防災バッグを背負って逃げたり、食料を確保したりは、その後のことです」と強調する。

イラスト・竹内宏樹

イラスト・竹内宏樹

 室内の家具を固定しておくことは、南海トラフ地震が来る前に、一人一人が取り組める貴重な対策だ。

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