2022.01.17 16:21
放火ビル前で祈り何度でも、大阪 25人へ「安らかに」
25人が犠牲になった大阪・北新地のビル放火殺人事件は17日で発生から1カ月となり、知人を亡くした人らが現場を訪れた。「まだ受け入れられない」と悲しみを吐露し、「時間がある限りまたここに来る」と誓う人の姿もあった。
「安らかに」「哀悼を祈ります」。現場前には、メッセージとともに花やペットボトルの飲み物が供えられた。放火された4階の心療クリニックにおととしまで通っていたという神戸市の女性(37)は「現場となったことを知っても、受け入れられなかった。きょうは先生に『ありがとうございました』と伝えた」と話した。