2022.01.14 12:53
トヨタ労連が活動方針説明 働き方改革やCO2抑制課題
中央委員会の開催に先立ち記者会見する全トヨタ労連の鶴岡光行会長=14日午前、浜松市
トヨタ自動車グループの労働組合でつくる全トヨタ労働組合連合会の鶴岡光行会長は14日、中央委員会の開催に先立ち浜松市内で記者会見した。新型コロナウイルス下の働き方改革や、自動車業界で二酸化炭素(CO2)の排出抑制が課題となっているのを踏まえ、活動方針を説明した。
今春闘では、昨年同様具体的な金額は掲げずに賃金を底上げするベースアップ(ベア)相当分を要求する方針。鶴岡氏は「金額を明示するのではなく、各単組からの要求案で職場の改善が行われている。今年も継続する」と話した。
全トヨタ労連には310組合の約35万8千人が加盟している。