2022.01.13 18:40
「見た目外国人風」で職務質問? 東京弁護士会が実態調査
東京弁護士会は13日、不審な行動をしていないのに「見た目が外国人風」というだけで警察官の職務質問を受ける事例が多発している恐れがあるとして、外国にルーツを持つ人を対象にインターネットでのアンケートを始めたと発表した。実態把握を目的に2月10日まで実施する。
同会の外国人の権利に関する委員会副委員長を務める宮下萌弁護士は記者会見し、今月11日から調査を始め、既に約千件の回答が寄せられたと説明。「結果を分析し、警察への働き掛けなどにつなげたい」と話した。
警察官職務執行法は、異常な行動や、犯罪行為を疑う理由がある場合に職務質問できると定める。