2022.01.07 17:00
都内の転倒搬送が525人に 交通への影響ほぼ解消
まとまった積雪から一夜明け、足元に気を付けながら通勤する人たち=7日午前、東京・JR新橋駅前
積雪から一夜明けた東京都心など首都圏は7日午後、晴れ間が広がって気温も上昇した。広範囲でダイヤが乱れた鉄道は徐々に通常運転に戻り、高速道路は通行止めの解除が進むなど、交通への影響は解消に向かった。一方で負傷者が相次ぎ、東京消防庁によると、6~7日にかけて雪による転倒で救急搬送されたのは0~100歳の男女計525人。このうち60代女性1人が重症という。
JR東日本は首都圏主要路線で7日未明、回送列車を走らせて架線の凍結を防ぐといった対応に追われた。車両点検などによる遅れや運休が相次いだが、7日午後にはほぼ通常通りの運転となった。