東証大幅反落、８４４円安　米金融政策への警戒で売り

2022.01.06 15:12

東証大幅反落、８４４円安　米金融政策への警戒で売り

高知新聞社

　東京証券取引所＝東京・日本橋

　６日の東京株式市場の日経平均株価は大幅反落した。終値は前日比８４４円２９銭安の２万８４８７円８７銭で、約半月ぶりの安値。保有資産の早期縮小といったＦＲＢの金融政策に対する警戒感が広がり、幅広い銘柄が売られた。ＦＲＢの利上げ前倒し観測で９５３円下落した昨年６月２１日以来、約半年ぶりの下げ幅となった。

　東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）は４２・２６ポイント安の１９９７・０１。

　ＦＲＢが５日公開した昨年１２月の連邦公開市場委員会の議事録で、事実上のゼロ金利政策解除の前倒しや、その後の利上げを早める可能性に言及したことが判明。米長期金利が上昇し、米国株式市場は下落した。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N主要 N経済