2021.12.30 15:54
ジン輸出が過去最高 日本産の風味、高品質を評価
サントリースピリッツの「ROKU(ロク)」
蒸留酒のジンの輸出がここ数年で大幅に増加している。原料や製法、産地などにこだわった「クラフトジン」の人気が後押しし、2021年の輸出額は過去最高を記録。日本産の独特の風味と高品質が特長の「ジャパニーズジン」が好まれているようだ。
21年1~10月のジン輸出額は25億6600万円で、過去最高だった19年(22億8300万円)を既に上回っている。ジンの輸出は16年ごろから増え始め、20年はコロナ禍で落ち込んだが、再び増加に転じた。
サントリーHDの広報担当者は「日本産ジンは風味が良いとされ海外で評価が高まっている」と説明、今後も輸出に力を入れたいとしている。