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2021.12.30 15:09

年末の株価、32年ぶり高値に バブル以来、2万8791円

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 東京証券取引所の大納会で手締めをする関係者ら。新型コロナウイルスの感染拡大防止策として参加者を絞り、マスクを着用して開催した=30日午後、東京・日本橋兜町

 今年最後の取引となる大納会を迎えた30日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は、年末としてはバブル経済期の1989年以来32年ぶりの高値となった。終値は前年末と比べて1347円54銭(4・9%)高の2万8791円71銭で、3年連続の上昇。製造業を中心に新型コロナウイルス禍で落ち込んだ業績が回復し、株価を押し上げた。2022年もコロナの感染動向が株価を左右しそうだ。


 30日の平均株価は新型コロナ感染拡大への懸念で続落し、終値は前日比115円17銭安だった。東証株価指数(TOPIX)は6・66ポイント安の1992・33。出来高概算は約7億2900万株。

(c)KYODONEWS

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