2021.12.29 17:50
韓国軍が定例の竹島防衛訓練 公表せず、日本に配慮か
【ソウル共同】聯合ニュースは29日、韓国軍が先週、島根県の竹島(韓国名・独島)の防衛を想定した定例訓練を行ったと伝えた。上陸はしていない。訓練はほぼ半年に1回のペースで行われているが、国防省は今回公表していなかった。日本への刺激を避けるため配慮したとみられる。
聯合によると、訓練は竹島周辺の海域で海軍と海洋警察、空軍が実施した。新型コロナウイルス対策で「非接触の訓練」を中心に実施したという。軍消息筋の話としている。
竹島を巡っては韓国の金昌龍・警察庁長官が11月、現職長官として約12年ぶりに上陸。日本が強く抗議した。