2021.12.29 08:43
仁淀川のシラスウナギ漁が一変、作業小屋と違法漁具を一掃 長年の課題に終止符 高知県
昨年の漁期中に仁淀川河口に並んだ作業小屋。今年は全て撤去された(佐藤邦昭撮影)
23日から始まった仁淀川のシラスウナギ漁が今季から一変している。「仁淀ブルー」の景観改善や密漁対策のため、シラスの集荷業者(指定集荷人)らが河口に設置していた作業小屋を一斉に撤去し、違法な漁具や漁法も取りやめることにした。2年後に密漁の罰則が大幅に引き上げられることを見据え、漁協関係者や集荷業者らがシラス漁の適正化に乗り出した格好だ。…