記録的大雪、１０人けが　車立ち往生、欠航や運休も

2021.12.27 08:55

記録的大雪、１０人けが　車立ち往生、欠航や運休も

高知新聞社

　雪が降る中、名古屋駅前を歩く人たち＝２７日午前８時４分

　強い寒気と冬型の気圧配置の影響で、日本列島は２７日、日本海側を中心に大雪となった。兵庫県朝来市と滋賀県彦根市で２４時間降雪量が観測史上最多を更新し、名古屋、京都、広島各市などの都市部でも積雪があった。総務省消防庁によると、除雪中に転倒するなどして少なくとも青森、岩手、富山、三重、滋賀、鳥取の６県で計１０人がけがをした。

　空の便や鉄道は欠航や運休が相次いだ。道路では、彦根市の国道８号で約２キロにわたって車の立ち往生が発生するなど各地で影響が出た。

　気象庁によると、大雪のピークは過ぎ、２８日は西から次第に冬型の気圧配置が緩む見込み。

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