2021.12.25 08:34
公共交通の予約大幅に増加、年末年始の高知県内発着便 オミクロン株に警戒
新型コロナウイルス下で2度目となる年末年始の帰省が25日から始まる。高知県発着の航空、鉄道とも予約率はコロナ前には戻っていないものの、前年に比べて大幅に増加しているが、関西や東京で新変異株「オミクロン株」の市中感染が相次いで分かり、各社は神経をとがらせている。
コロナ下で減便や運休が相次いでいた高知龍馬空港の空路は25日の始発便から全便が復活。年末年始(12月25日~1月4日)の予約率は、全日空は羽田線が73・2%、伊丹線が57・5%で「コロナ前の7~8割の水準まで戻った」(高知支店)。日本航空も羽田線(予約率63・0%)、福岡線(同63・8%)ともに前年より1・5~1・8倍ほど増え、コロナ前の85%まで回復しているという。…