2021.12.24 20:21
名伯楽、小林俊一氏が死去 ケニアの長距離走者をスカウト
【ナイロビ共同】ケニアで有望な長距離走者をスカウトし、日本の大学や企業などに紹介してきたスポーツコーディネーターの小林俊一(こばやし・しゅんいち)氏が18日、首都ナイロビの自宅で死去した。79歳だった。12月から体調を崩していたという。親族が明らかにした。25日にナイロビで、有志による樹木葬が行われる。
手掛けた著名選手にはソウル五輪銀のダグラス・ワキウリ氏、アトランタ五輪銅、シドニー五輪銀のエリック・ワイナイナ氏、北京五輪金の故サムエル・ワンジル氏らがいる。
ケニア出身の走者が日本のマラソンや駅伝で活躍する流れをつくり、名伯楽として名を上げた。