2021.12.24 15:07
東証4日ぶり反落、15円安 利益確定売り膨らむ
東京証券取引所=東京・日本橋兜町
24日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は4営業日ぶりに反落した。終値は前日比15円78銭安の2万8782円59銭。年末で市場参加者が少なく薄商いで、目立った売買材料も乏しい中、当面の利益を確定する売り注文が膨らんだ。
東京証券取引所第1部の売買代金は約1兆6165億円。活況の目安となる2兆円を大幅に下回り、2020年12月25日以来、約1年ぶりの低水準だった。出来高は約7億4600万株。
午前の平均株価はプラス圏で推移した。午後に入ると買いを支える材料はなく、平均株価が前日まで3営業日連続で上昇した反動から、利益確定の売りに押されて下げに転じた。