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2021.12.24 11:03

選手村マンション購入者が提訴 五輪延期で入居遅延に

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 東京五輪・パラリンピックの選手村=7月、東京・晴海(共同通信社ヘリから)

 東京五輪・パラリンピックの大会延期に伴い、東京・晴海の選手村を改修して分譲されるマンションへの入居が約1年遅れる見通しとなり、購入者約30人が24日、売り主の企業グループを相手取り、契約通り2023年3月までの物件引き渡しを求めて東京地裁に提訴した。引き渡しができない場合は、損害賠償として計約8千万円の支払いを求める。


 分譲住宅は4145戸を供給する計画で、19年に940戸が販売され、23年3月に引き渡される予定だった。


 訴状で購入者側は、売り主側が「引き渡しを遅らせないための努力を尽くしたとも言えない」と主張している。

(c)KYODONEWS

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