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2021.12.24 10:39

特殊詐欺9割で共犯者が摘発逃れ 法務省、21年版犯罪白書

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 詐欺事件の氏名不詳共犯者の有無

 親族を装った電話による「オレオレ詐欺」など特殊詐欺事件の約9割で摘発を逃れた氏名不詳の共犯者がいることが、24日公表の2021年版犯罪白書で分かった。現金やキャッシュカードを受け取る「受け子」が指示役を知らなかったり報酬を受け取らなかったりする事例が目立ち、法務省は一部が割を食う構図であると強調。啓発や再犯防止の取り組みで十分に認識させるべきだと指摘した。


 法務省法務総合研究所は全国の地裁で、16年1~3月に有罪判決を受けた1343人、延べ2515事件を特別に調査。共犯者のいる特殊詐欺事件835件のうち91・1%に当たる761件に氏名不詳の共犯者がいた。

(c)KYODONEWS

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