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2021.12.23 18:03

香港大、天安門事件の記念碑撤去 国家安全維持法の統制強化

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 23日、香港大の記念碑「恥辱の塔」を撤去する作業員ら=香港(ロイター=共同)

 【香港共同】香港大は23日、キャンパスに20年以上設置されていた中国の天安門事件の犠牲者追悼記念碑「恥辱の塔」(高さ8m)を解体して撤去し、校内の別の施設に運び込んだ。毎年、事件の起きた6月4日には記念碑の前で学生らが追悼行事を行っていた。


 天安門事件の犠牲者の記念碑は「一国二制度」の下で保障されてきた香港の自由の象徴だった。香港国家安全維持法施行による統制強化が進む香港で、中国本土と同様に天安門事件がタブーとなったことを示した。


 民主化運動の元学生リーダー、王丹氏はフェイスブックで「卑劣な手段により血塗られた歴史を消し去ろうとしている」と批判した。

(c)KYODONEWS

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