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2021.12.22 19:32

ひき逃げ時効撤廃求め署名提出 遺族、法務省に9万人分

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 法務省の鷦鷯昌二参事官(奥)に署名を手渡す小関代里子さん=22日午後、東京都千代田区

 埼玉県熊谷市で2009年にひき逃げされ死亡した小関孝徳君=当時(10)=の母代里子さんが22日、死亡ひき逃げ事件の公訴時効撤廃を求める嘆願書と約9万人分の署名を法務省に提出した。代里子さんは提出後「同様の事件がなくならない現実を重く捉えてほしい」と訴えた。


 嘆願書は法相宛てで「ひき逃げは殺人と変わらない」として時効をなくすよう求める内容。代里子さんは同省刑事局の鷦鷯昌二参事官に面会し、署名を手渡した。


 面会後、取材に応じた代里子さんによると、鷦鷯参事官は公訴時効撤廃のハードルは高いとした上で、「情勢に合わせた法律を考えないといけない」と述べたという。

(c)KYODONEWS

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