ジャーナリスト堤未果さん「食で子どもたちが変わった」地産地消の大切さ訴え　高知市で講演

2021.12.22 08:33

ジャーナリスト堤未果さん「食で子どもたちが変わった」地産地消の大切さ訴え　高知市で講演

高知新聞社

地産地消のオーガニックの意義を訴えた堤未果さん（高知市本町３丁目の高新文化ホール）

　「日本が売られる」「貧困大国アメリカ」などの著書がある国際ジャーナリストの堤未果さんがこのほど、「報道されない食と農の真実」と題して高知市で講演。今後、オーガニック（有機農業）食材が中国などから流入することが想定される中、地域の小規模有機農家を守り、小さな単位で地産地消を進める大切さを訴えた。

　堤さんは米国の学校の例を紹介。給食をジャンクフードからオーガニックに変えると、暴力行為などを起こしていた生徒たちが「１年でおとなしくなった」とし、「加工食品はミネラルが欠落しており、子どもたちの精神に悪い影響が出る。食で子どもたちが変わった」と説明した。…

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