2021.12.21 11:40
姫路城すす払いで陸自隊員が落下 年末恒例の作業、脚を骨折
姫路城で「すす払い」をしていた陸上自衛隊員が落下した現場=21日午前、兵庫県姫路市
21日午前9時10分ごろ、世界遺産で国宝の姫路城(兵庫県姫路市)で屋根や壁のほこりを払い、1年の汚れを落とす恒例の「すす払い」をしていた20代の陸上自衛隊員が城壁から落下したと119番があった。地元消防によると、脚の骨折などで重傷とみられる。
すす払いは午前7時半ごろから始まり、陸自隊員約450人が参加。式典の後、レンジャー隊員が大天守の屋根にのり、最長で約2・5メートルに伸びるほうきを使って丁寧に汚れを落とした。消防などによると、落下した自衛隊員は東側の城壁を清掃中だったとみられる。