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2021.12.20 08:40

四万十町の森が美術館!散策しながら世界的アーティストら11人の作品楽しむ 来年2月まで 高知県

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森の中のウオーキングトレイルコースに展示されているポップアート作品(写真はいずれも四万十町下津井)

森の中のウオーキングトレイルコースに展示されているポップアート作品(写真はいずれも四万十町下津井)


 高岡郡四万十町の大正地域北部で、山の自然を散策しながら世界的アーティストらの作品を楽しむ「森の美術館」が開かれている。同町下道から下津井までの森林軌道跡に整備された約8キロのウオーキングトレイルコースが〝ギャラリー〟で、現代アート11点が展示されている。2022年2月28日まで。

 東京五輪閉会式の演出に関わった中山晃子さん、四国霊場37番札所岩本寺にポップな作品を寄せるSHETA(シータ)さんといった現代アート作家11人の絵画など11点が、沿道やトンネル内に点在。作品を楽しみながら山歩きできる。

森林軌道跡のトンネル内にも作品が並ぶ

森林軌道跡のトンネル内にも作品が並ぶ


 しまんと街おこし応援団(窪博正団長)が、観光庁の補助を受けて企画した。今後さらに展示作を増やす予定。

 期間中、「高知 蔦屋書店」(高知市)の壁画などを手掛けたオノルイーゼさんがデザインした無料バスが運行される(元日運休)。往路はJR土佐大正駅を午前7時、同7時50分、同11時20分発。復路は西村旅館(下津井)を午後1時発。

定期観光バスも運行
 しまんと街おこし応援団は、町内で四万十川流域の文化や食を日帰りで楽しむ定期観光バス「町ガストロノミー(美食学)バス」の運行も始めた(元日運休)。

 十和地域の茅吹手(かやぶくて)沈下橋(新谷橋)や「無手無冠」の地下貯蔵庫、岩本寺などを巡りながら、座禅やみそ造り、天日塩作りなどを体験する。JR窪川駅を午前8時15分発、午後5時20分着。

 料金は22年2月28日まで税込み1人1万8千円(最少催行1人)、3月1日以降は2万5千円(同10人)。1週間前までにホームページ(https://at40010.jp/wellnesspark/)で申し込む。「森の美術館」を含め、問い合わせは同応援団事務局(080・8635・2571)へ。(小林 司)

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