2021.12.18 06:38
NY株続落、532ドル安 新変異株の感染拡大懸念
ニューヨーク証券取引所のトレーダーたち=17日(ロイター=共同)
【ニューヨーク共同】17日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比532・20ドル安の3万5365・44ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染急拡大への懸念が高まり、景気動向に敏感とされる銘柄を中心に売りが膨らんだ。
来年中に3回の実施が見込まれる米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げに対する警戒感も引き続き強く、下げ幅は一時610ドルを超えた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も小幅に続落し、10・76ポイント安の1万5169・68。
個別銘柄では、金融のゴールドマン・サックスの下げが目立った。