2021.12.17 16:00
サイバー事故の6割、社外非公表 中小企業アンケート
コンピューターウイルス感染や不正アクセスなどのサイバーセキュリティーに関するトラブルや事故が起きた中小企業のうち、約6割は社外に公表していないとするアンケート結果を情報処理推進機構(IPA)が発表。直接トラブルを経験した社員の約半数はそもそも会社や上司に報告しておらず、IPAは「公表されていない『隠れサイバートラブル』が多数発生している可能性がある」と指摘している。
アンケートはIPAが11月、中小企業の社員千人を対象に実施。勤務先でサイバートラブルが起きたと回答したのは105人で、回答者本人が直接経験したと答えたのは77人だった。