2021.12.17 12:26
ピアノの反田さん、奈良県が表彰 「音楽の学校つくりたい」
奈良県の荒井正吾知事(右)と笑顔で話す「第18回ショパン国際ピアノ・コンクール」で2位となった反田恭平さん=17日午前、奈良県庁
クラシック音楽の世界三大コンクールの一つとされる今年の「第18回ショパン国際ピアノ・コンクール」で、日本人として約50年ぶりに2位となった反田恭平さん(27)が17日、奈良県を拠点にしたオーケストラ活動に入賞前から力を入れているとして、県から表彰状を贈られた。反田さんは「将来、奈良に音楽の学校をつくりたい」と意気込みを語った。
県庁で開かれた表彰式で、反田さんは「かなりプレッシャーがあったが、最高の仲間に囲まれ乗り切ることができた」と報告。将来の目標とした学校設立については「世界から奈良に留学生を呼びたい」と話した。