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2021.12.17 10:19

金正日氏の政策、国家の基盤に 北朝鮮紙、世襲の正統性を強調

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 故金日成主席と故金正日総書記の銅像が立つ万寿台の丘で献花する市民=16日、平壌(共同)

 【北京共同】北朝鮮の最高指導者、金正日総書記が2011年に死去してから10年になる17日、朝鮮労働党機関紙、労働新聞は社説で、同氏の業績が後継指導者の三男、金正恩党総書記の国家運営の基盤になっていると強調した。


 実際には金正恩氏の政治手法は金正日政権期と大きく違うが、金日成主席から始まる「白頭の血統」による世襲の正統性を強調し、結束を図った形だ。


 首都平壌では17日に追悼行事が行われる見通し。金正恩氏が父の死を受け公式に最高指導者の地位に就いてから10年となる今月30日を前に、金正恩氏への忠誠を求める動きも強まりそうだ。

(c)KYODONEWS

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