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2021.12.16 06:09

「ロシア政府指示で射殺」 ドイツで終身刑、外交官追放

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 2019年8月、ドイツの首都ベルリン中心部で男性が射殺された現場を調べる警察官ら(ロイター=共同)

 【ベルリン共同】ドイツの裁判所は15日、首都ベルリンの公園で2019年8月、ジョージア(グルジア)人男性を白昼射殺したとして、殺人罪に問われたロシア治安機関関係者の男(56)=ロシア国籍=に終身刑の判決を言い渡した。犠牲者はロシア軍と長年戦った経歴があり、裁判所は男が本国政府の指示で犯行に及んだと指摘し「国家によるテロ」と断じた。


 ドイツのベーアボック外相は判決後「わが国の主権が侵害された」と述べ、ロシア外交官2人の追放方針を発表した。ロシア側は反発を強めており、両国関係が緊張する可能性がある。

(c)KYODONEWS

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