2021.12.15 19:48
半導体支援の改正法案、衆院通過 安定供給重要、工場建設に補助へ
先端半導体工場の建設を支援するための関連法改正案が15日、衆院本会議で与党などの賛成多数により可決された。政府は参院での審議を経て、今臨時国会での成立を目指す。施設の整備や生産計画が国の認定基準を満たせば、資金を補助する仕組みをつくる。
支援対象の想定は先端ロジック半導体などの工場の新設や増設で、企業が事業計画を申請し、経済産業相が認定する。企業には継続的な生産や、需給が逼迫した際に増産に応じることを求める。
この日開かれた衆院経済産業委員会で、政府は自動車など幅広い産業で使われる半導体の安定供給は非常に重要だと強調した。