2021.12.15 18:28
デジタル最優秀賞に埼玉新聞社 地方紙の活用案、安定収益目指す
全国の地方新聞社がデジタルを活用した新規事業のアイデアを競うコンテストの結果が15日に公表され、最優秀賞に埼玉新聞社(さいたま市)、優秀賞に紀伊民報(和歌山県田辺市)、特別賞に神戸新聞社(神戸市)が選ばれた。コンテストは、安定した収益を見込める事業の新規開拓が狙いで、初めて行われた。
埼玉新聞社はインターネット上の仮想空間で、子どもが地元の企業や農家らから学ぶ定額サービスを提案。
紀伊民報は、高校生らが地域について学ぶ際に使える情報共有ツールの開発に取り組む。神戸新聞社は農産物の無駄をなくすため、新聞配達網を利用した物流システムの構築などを挙げた。