2021.12.15 16:47
新十両北の若「わくわく」 21歳大器、初場所へ心躍らす
稽古で相撲を取る北の若(左)=東京都墨田区の八角部屋(代表撮影)
大相撲初場所(来年1月9日初日・両国国技館)に新十両として臨む北の若が15日、東京都墨田区の八角部屋での稽古後に代表取材に応じ「未知なので、わくわくしている。楽しみが大きい」と、関取として土俵に立つことへ心を躍らせた。
強豪の埼玉栄高時代に高校横綱に輝いた21歳の大器。東幕下3枚目の九州場所で5勝し、十両の座をつかんだ。
3~4日前からまわしを締めての稽古を再開し、この日は幕下以下と相撲を9番取った。兄弟子の幕内北勝富士を相手にしたぶつかり稽古で、身長189センチの体を鍛えており「前に出る力をつける。毎日それを意識しながらやっている」とポイントを挙げた。