2021.12.15 15:05
ガソリン165円90銭 5週連続値下がり、まだ高値
ガソリンスタンド
経済産業省が15日発表した13日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、6日時点の前回調査と比べて2円10銭安い165円90銭だった。5週連続の値下がりだが、まだ高値水準にある。
灯油18リットル(一般的なタンク1個分)当たりの価格は22円安い1925円。2週連続で値下がりしたが、同様に高値圏で推移。冬場に入り暖房需要が増え、家計に負担となる。
調査した石油情報センターによると、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の感染拡大による経済回復の遅れへ警戒感が高まり、需要が落ち込む懸念から原油価格が下落し、小売価格に反映された。