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2021.12.15 08:34

NPB復帰!高知ファイティングドッグス藤井皓哉投手、ソフトバンクと育成契約「もう一度1軍へ」

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ソフトバンクと育成選手契約を結びポーズをとる藤井皓哉(ペイペイドーム)

ソフトバンクと育成選手契約を結びポーズをとる藤井皓哉(ペイペイドーム)

 四国アイランドリーグplus、高知ファイティングドッグス(FD)の藤井皓哉投手が14日、ソフトバンクに育成契約で入団することが決まった。昨年、広島から戦力外通告を受けたが、1年でNPB(日本野球機構)へ復帰した。アイランドリーグでプレーした選手が、NPBに戻るのは5人目。背番号は「157」。

 岡山県出身。おかやま山陽高から2014年、ドラフト4位で広島入り。1軍通算14試合で1勝1ホールド、防御率7・94の成績で、20年に戦力外となった。

 FDでは21試合に先発し、リーグ最多の145回を投げ11勝3敗。防御率1・12、奪三振180と両部門でタイトルを獲得するなど、チームの12年ぶりの優勝にも貢献。ソフトバンクとの交流戦では4試合に登板し、31回を自責点1。5月にはノーヒットノーランを達成した。

 福岡市内で記者会見した藤井は「うれしいの一言。まずは支配下登録を目指し、もう一度1軍の舞台で活躍したい。契約していただいた球団のため、勝利に貢献できる投手になりたい」と抱負を述べた。

 藤井をこの1年見守ったFDの吉田豊彦監督は「球のキレ、コントロールの精度、安定感が日に日に増し、何より『必ずNPBに戻るんだ』という強い気持ちがあった。広島と高知での苦労を強みにして、頑張ってほしい」と期待を寄せた。(谷川剛章)

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