2021.12.14 14:52
アジアの成長率、下方修正 コロナ影響、5・3%予測
【マニラ共同】アジア開発銀行(ADB、本部マニラ)は14日、日本など一部先進国を除いたアジア太平洋地域の2022年の実質国内総生産(GDP)成長率が前年比5・3%になる見込みだと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で9月時点から0・1ポイント引き下げた。
21年の成長率も7・0%に下方修正した。4月時点の予測では7・3%だったが、7月と9月にも引き下げていた。
22年の国・地域別成長率は、中国は0・2ポイント引き下げ5・3%と予想した。インドは7・5%、韓国は3・1%、台湾は3・0%で据え置いた。