2021.12.14 11:04
辺野古工事中止訴え、市民ら抗議 土砂投入3年「ちゅら海を守れ」
沖縄県名護市辺野古の海上で、沿岸部の埋め立てに抗議する反対派のカヌー=14日午前
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設工事が進む名護市辺野古の沿岸で政府が土砂投入を始めてから3年となる14日、移設に反対する市民らが埋め立て海域近くの海上にカヌーで繰り出し、工事中止を訴えた。
埋め立て現場近くの海域では、小型船や約30隻のカヌーから「ちゅら(美しい)海を守ろう」「土砂を入れるな」などと書かれたプラカードや横断幕を掲げた。土砂運搬船やダンプカーが行き交う中「違法工事をやめろ」「サンゴを殺すな」とシュプレヒコールを上げた。
工事現場に隣接する米軍キャンプ・シュワブのゲート前でも、反対する市民らが集まった。