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2021.12.14 08:34

四万十のコメで作った地酒「とみやま」2年ぶり新酒試飲会 高知県四万十市

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新酒をつぎ合う試飲会の参加者(四万十市中村小姓町の新ロイヤルホテル四万十)

新酒をつぎ合う試飲会の参加者(四万十市中村小姓町の新ロイヤルホテル四万十)

 四万十市富山地区のコメで造った地酒「純米吟醸とみやま」が今年も出来上がり、市内のホテルでこのほど、試飲会が開かれた。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となったため2年ぶり。生産農家ら約50人が搾りたての新酒を楽しんだ。

 農家6戸でつくる「とみやま酒米生産部」が栽培した酒米「吟の夢」を藤娘酒造(同市中村新町4丁目)が醸造し、毎年オーナー制で販売している。今年は10月中旬に酒米約3・6トンを四万十川の伏流水で仕込み、今月初旬に仕上がったという。

 9日は農家や招待客らが新酒をつぎ合い、「うまいっ」と太鼓判。同酒造の矢部允一(よしかず)社長(75)は「今年は特にすっきり感がある。やっぱり、飲んだ人の表情が見られる試飲会はいいね」と話していた。

 価格は税込み1口1万1千円(市外郵送は同1万2千円)。「うすにごり」「うわずみ」「原酒」各2本の計6本(各720ミリリットル)を複数回に分けて届ける。申し込みは、藤娘酒造(0880・34・4131)へ。(今川彩香)

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